食品工場排水のバルキング(浮遊汚泥)の解消
課題
食品加工工場排水のSS濃度が高く、後段の生物処理への負荷が高い。
糸状菌の増殖などによりバルキングが発生し、沈殿槽がキャリーオーバーする。
傾斜タイプのスクリーンをすでに使用しているが、回収物が少ない。
ポイント
〇最小20µmの固液分離装置で、生物処理への負荷を軽減
〇傾斜スクリーンで不可能だったSS濃度が高い排水などにも対応可能
〇バルキングでお困りの運転管理を省力化
循環水に含まれる砂や細かいラベル片の除去
課題
一升瓶のP箱のラベルを超高圧洗浄で剥離しているが、
プランジャーポンプの早期破損が問題となっている。
この洗浄に使用している水を、省資源省エネの観点から循環させているが、
その液中にはP箱に付着した砂や細かいラベル片が含まれていて、
それが原因でプランジャーポンプの内側を傷つけている様子。
ポイント
循環水内の異物をできる限り低減させて、
超高圧洗浄に使用するプランジャーポンプへの負荷を軽減させたい。
アルミ切削加工のクーラント液中の切粉回収
課題
従来よりチップコンベアのドラムフィルターに問題があり、
メッシュフィルターやパンチングフィルターに代わる
フィルターを探していた。
代替品としてファインウェッジを提案し、
現地連続テストを行った際、多数のメリットが出た為採用となった。
ポイント
フィルター交換がなくなりランニングコストが軽減できた。
従来メッシュサイズより目開きを細かくして処理可能なため、
クリーンタンクの切粉が減り、クーラント液自体も性状が良好となった。
クーラント液中の切粉回収
課題
切削により発生する切粉を含んだクーラントを
ドラム型のろ過装置でろ過し、設備を循環している
しかし織金網を使用したろ過フィルターでは、
目詰まりにより循環能力が低下する不具合が発生、
フィルターが破れてしまう事も度々あった
その為定期的及び突発的にフィルターを交換する必要があり、
効率的な生産が出来ずにいた
ポイント
織金網からウェッジワイヤースクリーンに変更することで
循環能力を向上させ、生産効率を上げる
プラスチック製造機械の洗浄水のろ過
課題
高品質の樹脂コンパウンドを製造するメーカー
製品を製造する装置を洗浄すると、
製造工程で発生した細かい粒子が排水に流れてしまうのが問題。
環境に配慮する為、排水に含まれる微粒子を回収したい。
処理量が少なくても処理できる装置を探していた。
ポイント
●処理量の少ない高濃度の排水
●逆洗することでフィルター交換が不要
≪SS濃度 99.997%削減!≫
洗浄水の循環利用・回収した毛羽の脱水
課題
繊維染色の洗浄排水をろ過して循環利用し、工業用水の使用量を減らしたい。
ろ過装置を導入したが目詰まりしやすく、清掃頻度が多く手間がかかる上、ドレン(濃縮液)の後処理に困っている。
ポイント
次のようなお客様にオススメ
●ろ過装置から排出される濃縮液の後処理に手間がかかる。
●工場内で洗浄水を循環利用したいが、固形物の除去方法に課題がある。
●排水処理の水槽内に分解されにくい固形物が溜まり、清掃コストがかかる。